豊中市蛍池駅から徒歩3分妊婦とお子様にやさしい歯医者さん いけだ歯科

予防歯科

~「今」噛めるようにではなく
「これからもずっと」噛み続けていただくために~

私たちは、できるだけ「歯を抜かない」「歯を抜かない」「歯を削らない」積極的なメンテナンスを行っています。
せっかく治療した歯でも、その後虫歯や歯周病が再発してしまうケースがよくみられます。
また、歯の健康には注意しているという方でも、知らず知らず歯の健康が侵されている場合があります。
虫歯は知らない間にできてしまうもの、歯周病は治療しても常に後戻りを伴う疾患です。
治療後も変わらず健康な歯を保つために、定期的なクリーニングをおすすめします。

予防の内容

患者さん一人一人にあったプログラムをたて、お口の管理を行います。

【1】口腔内の検査

虫歯のチェック・歯周病検査・レントゲン検査(年に一回)

【2】ホームケアのチェック

周病治療の成功、虫歯予防には患者さんのホームケアが重要です。
患者様の個人の歯並びや、歯茎の状態によって適切なブラッシングを行っていただきます。
より効率のいいブラッシングを身につけてもらいます。

【3】プロフェッショナルケア

どうしても毎日のブラッシングだけでは限界があり、100%のプラークコントロールができません。
歯周病や虫歯の原因菌は自分自身で行うブラッシングでは完全に落とすことはできないものです。
私たちはホームケアでは届かないところのクリーニングを行います。
また、プラークコントロールにおいて障害となる歯石を除去します。

お口の中を健康に保つ7つのポイント

【1】ブラッシング

ブラッシングのポイント

最も汚れがたまりやすいのは歯間部です。
歯ブラシでは限界がありますのでデンタルフロス(糸ようじ)を使用しましょう。
歯頚部及び咬合面のブラッシングは磨き忘れがないように順番(コース)を決めて磨くと効率がいいです。
ひとつの例を紹介します。
右下奥歯裏側面から始め、下顎裏側面、上顎裏側面、上顎表側面、下顎表側面、下顎咬合面、上顎咬合面と順番に磨くと磨き忘れがなくなります。

クール法と磨き方

【2】歯磨剤とマウスリンス

歯の表面に細菌が層をなして堆積し、ヌルヌルになったものをバイオフィルムと言います。
お口の中ではプラーク(歯垢)がそれにあたります。
たくさんの種類の細菌が集まったバイオフィルムはうがいや洗口剤や抗菌剤を使用しても、中まで浸透しませんのであまり効果が発揮されません。
バイオフィルムを除去するためにまずは機械的な除去(ブラッシング)を徹底しましょう。
バイオフィルムを除去できた段階で歯磨剤の薬効成分を期待しましょう。
有効な薬効成分はフッ素と抗菌剤になりますのでフッ素は必ず950~1450ppmFに近い物を選んでください。
なおかつ清掃後はうがいを最小限に控えていただくことがポイントになります。

【3】フッ素の活用

フッ素を歯に作用させると、歯の表面から取り込まれ、歯の構造式が変わり、歯の結晶の一部になります。
フッ素を含んだ歯の結晶は、ふつうの歯の結晶よりも丈夫ですから、フッ素を適切に使うと歯の表面が硬く強くなり、虫歯になるのを防ぐのです。

【4】PMTC

予防していくうえでプロフェッショナルケアの中で大きな割合を占めるのがPMTCです。
PMTCとは、専門家(歯科衛生士、歯科医師)が行う機械的歯面清掃のことを言います。
定義は、歯肉よりも上の部分ならびに歯周ポケットの中1~3mmのプラークを、すべての歯面から機械的な回転器具とフッ化物配合研磨ペーストを使い選択的に除去することです。

《目的》
①バイオフィルムの除去
②着色の除去
③エナメル質表層の滑沢化
④口腔爽快感を認識させることおよび予防に対する意識強化

定期的なPMTCをすることで口の中を常に清潔に保つことができます。

【5】生活習慣~脱灰(だっかい)と再石灰化(さいせっかいか)~

虫歯も歯周病も生活習慣病です。
普段の生活、特に食生活と大きく関わっています。
食事をすると、お口の中の虫歯菌(ミュータンス菌)が食べ物に含まれる糖分を介して酸を出します。
食後2~3分もすればお口の中が酸性に傾き脱灰が始まります。
この脱灰の時間が長く続いたり、酸性度が強いほど虫歯の危険性が増加します。
しかし、我々のお口の中には唾液という強い味方がいます。
酸性に傾いていても唾液の力によってその後、約15分~40分の間に中和され再石灰化が始まります。
脱灰で失われたカルシウムやリン酸を補うことができます。
間食を頻繁に摂取することで、せっかく中和されたお口の中がすぐに酸性に傾いてしまうと、脱灰が持続するわけです。
また、糖分を多く含む甘味料や歯にこびりつきやすい食品は中和されるまでの時間が長くなります。
いわゆる「だらだら食い」は虫歯の天敵です。

【6】口呼吸と鼻呼吸

空気中には、無数のホコリや花粉が浮遊しています。
目に見えないウイルスや化学物質など、私たちにとって好ましくない物もたくさん含まれています。
しかし、安心して下さい。鼻呼吸さえしていれば、鼻で吸い込んだ空気は、粘膜の表面に生えている繊毛と、そこを流れている粘液できれいに濾過され、空気中の異物を吸い込んでも、ほとんどが鼻水となって排出されます。
もし、仮にこの関門をうまく通り抜けた病原体があったとしても、口腔から咽頭にかけて発達している扁桃リンパ組織でつかまる仕組みになっています。

口呼吸をすると口腔内が乾燥するので、唾液による殺菌や消毒作用が発揮されず、口の中は雑菌などが常に繁殖しやすい状態になります。

虫歯や歯周病が起こりやすく、口内炎、ヘルペスなどもできやすくなります。
また、免疫力も低下して、風邪をひきやすくなり、そこから咽頭炎や扁桃炎に発展するケースもあります。

【7】しっかり噛むこと

歯の最も大事な役割は「咀嚼」です。上下の歯が噛み合う時に生じる力を咬合力と言います。
現在は「軟食」の時代と言われるように硬いものをしっかり噛むことが少なくなりました。

①唾液分泌
《唾液の効能》
1.成分中に含まれるカルシウム・リン酸は虫歯を防ぎます。
2.唾液腺ホルモン「パロチン」は老化防止に役立ちます。

②脳の活性化
噛むことによって顎の筋肉が動き網様体という脳の興奮を与えるところが刺激され脳がイキイキします。
1.知能の向上
2.老化防止
3.眠気防止
そのほかにも、肥満防止、がん予防、姿勢をよくする、胃腸の快調、情緒安定、脳の活性化、虫歯・歯周病を予防、歯並びをよくする、顎関節症予防などが上げられます。

③顎、唇、舌の運動

など良いこと尽くしです。
つまり物を噛む、咀嚼する時に力が加わってもいいですし、そのように歯は出来ています。
我々は咀嚼時にかかる力を機能的な力と呼んでいます。
では、咬合力による弊害とは一体なんでしょうか?
それは、咀嚼時以外に力が働いていることがあります。
それを非機能的な力と呼んでいます。

非機能的な力とは

【1】クレンチング(くいしばり、かみしめ)

日常生活の中で、仕事(デスクワークから肉体労働まで)や家事やスポーツなど
集中力を発揮することが多々あります。
その際には、我々はほとんどくいしばることで集中力を高めます。
大切なことではありますがあまりにも持続してしまうと生体に大きな不負担となります。
特に自覚していないことがほとんどですのでなかなか気付きません。
2004年からは「TCH(上下歯列接触癖)」という言葉が提唱されました。
これはくいしばっていなくてもただ上下の歯を接触させている癖であり、この程度でも生体に負担がかかるというものです。

【2】グラインディング(歯ぎしり)

主に就寝時に上下の歯を擦り合わせる行為のことを言います。
自分の体重程度の力がかかっているとも言われていますので、毎日すれば確かに生体も壊れます。
これらの力が持続的にかかることによって歯、歯槽骨、顎関節を破壊することがあります。
ほとんどが無意識のため、自分ではやっていないと思っている方が大半です。