こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん🦷
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。
みなさん、舌圧(ぜつあつ)という言葉をご存知でしょうか。
舌圧とは舌が上顎の内側(口蓋)を押し付ける力のことです。
当院ではこの舌圧と呼ばれる舌の力を測定する機械を導入しており、実際に院内で測定することができます。
やり方はとっても簡単で、プローブの先端にゴムの風船が付いて、そこに空気を入れ患者様のお口へ挿入します。
あとは患者様自身が舌と上顎を使って押し潰すだけです。
この時、押し潰した力を機械で測定することによって、舌圧を測ることができます。
では何故、この舌圧を測定することが重要なのでしょうか?
舌は食べ物を飲み込んだり、会話をする時に使用する重要な器官です。
実はとても働き者で、食べ物を歯で咀嚼した時に散らばった食物を集めて再度咀嚼のサイクルヘ乗せたり、嚥下の時に食道へと食物を押し出すために舌が活躍しています。
また会話の時に言葉や発音を調整するためにも、舌が関わってきます。
しかしこの舌の力が衰えてしまうと食事の時にむせてしまったり食べこぼしてしまったり、会話の時に滑舌が悪くなったりと悪影響が出てきます。
さらには飲み込みの力が低下することにより誤嚥性肺炎や、窒息などのリスクも高まってしまいます。
その他にもむせたり食べこぼしたりすることで食べ物をうまく摂取できず、体内に十分な栄養を取り込むことができなくなってしまいその結果、低栄養に陥ってしまう可能性もあると言われています。
十分な栄養が摂取できなくなると筋肉がさらに弱ってしまい、舌の運動機能も低下してしまうため、ますます低栄養の悪循環に陥ってしまいます。
以上のことから、舌の力(舌圧)を測定し基準値以下であれば鍛えることが非常に重要なことだと考えています。
当院では舌圧も含めた口腔機能に力を入れて健診を行っております。
子どもさんや高齢者の方は、口腔機能の低下が特に身体へ影響を与えやすいため、必要に応じてチェックしています。
その結果をもとに、ひとりひとりの患者様に必要な指導を実施しております。
ご相談等も受け付けておりますので、気になった方はぜひ一度お問い合わせください。
いけだ歯科
歯科 小児歯科(子供)歯科健診
豊中市蛍池東町2-3-2 1階
06-6852-1010
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