ヨーグルトを食べている人は歯周疾患が少ない
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2015.02.27 一覧

ヨーグルトを食べると歯周病が減少するのかという研究が日本の研究者が行いました。現時点ではまだ効果が立証できなかったとのことですがまだまだ研究は始まったばかりですので期待しましょう。

Those who ate yogurt had less periodontal disease

ヨーグルトを食べている人は歯周疾患が少ない?

乳製品とビタミン C の摂取不足は重度のアタッチメントロスと関連付けられているという研究がいくつかあります。これらの研究は違いを生み出した成分としてカルシウムと乳酸を区別していなかった。研究者は南日本の Hisayampa の町に住んでいる人々 の 1998年健康調査のほぼ 1,000 人の応答を評価しました。歯周病試験はそれぞれの人の口腔内の半分で収集された データから成っていた。乳製品の摂取量が 4 つのグループに分類された: 牛乳製品、チーズ、乳酸菌食品 (ヨーグルトや乳酸菌飲料) および他 (スキムミルクとミルクコーヒー)。
その他の要因は、年齢、性別、喫煙、アルコール摂取、血圧、肥満指数、血糖値、コレステロールを記録しました。すべての要因を考慮して、乳酸菌食品は特に非喫煙者における歯周の健康と有意に相関。牛乳は歯周組織の健康に重大な影響を持っていなかった。乳酸菌製品にはライブ乳酸菌やプロバイオティクスを超えて固有の栄養健康上の利点を発揮すると考えられている。乳酸菌の研究室での歯周病原体の成長を抑制すると示されています。調査の著者は乳酸菌食品の定期的な消費が歯周病原菌の増殖を制御する仮説を提示します。

臨床的意義: これらの結果は、ヨーグルトを食べることが歯周疾患を防ぐということは確かめられませんでしたがさらなる研究が因果連鎖を確認出来るかもしれません。

Shimazaki, Y., Shirota, T., Uchida, K., Yonemoto, K., Kiyohara, Y., Iida, M., Saito, T., Yamashita, Y.: Intake of Dairy Products and Periodontal Disease: The Hisayama Study. J Perio 79: 131-137, 2008.