こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。
おしゃぶり
最近は、口呼吸の予防のために「おしゃぶり」をしている乳幼児が目立ちます。確かに口呼吸の予防のために有効であることに違いはありません。ですので、口呼吸をしている重度の脳性マヒ児には、冬に肺炎予防のために勧めるケースもあるようです。
さて気になるとことは歯並びです。
3歳児健診を見ていると、おしゃぶりを使っている子ども達は、開校になっているケースが非常に多いです。「おしゃぶり」には「ツバ」が付いているので口唇を絞めるので、3歳くらいまでに中止すると指しゃぶりより、開校が治りやすいです。指しゃぶりは、歯を前に出す力だけがかかりますので。しかし、3歳を過ぎて誰にも指摘されず、使い続けていたらどうなるでしょうか?おしゃぶりをする子どもが静かになるので、保護者が安易に利用することもあるでしょう。おしゃぶりを口封じに使うのは問題です。
十数年前に「うつぶせ寝」が流行しました。
「うつぶせ寝をしていると子ども達の頭の形がよくなる」と言われていたときがありました。しかしその後、乳幼児突然死症候群の要因の一つとして考えられるので、現在は認められていません。あの頃、「うつぶせ寝」をしていた子ども達が、小学生になった時、上顎がU字形やV字形歯列弓、それに過蓋咬合など咬合の問題が増加した。「うつぶせ寝」が歯列弓を狭くする矯正力として働いていたことがいえます。その頃に、ある小児科医が、「うつぶせ寝」と「幼児虐待症候群」の関係について警鐘を鳴らしていました。「うつぶせ寝」をさせると、心肺機能が高くなり、赤ちゃんはよく眠る。実際、未熟児を保育器に入れるとき、うつぶせ寝にさせます。うつぶせ寝をすると、赤ちゃんがよく眠る。その結果、親は楽になるが、それが母子間のコミュニケーションの阻害要因として働きます。それで、親は子どもをかわいいと思えないで虐待するのです。当時、アメリカでは幼児虐待が社会問題になっていました。アメリカの社会問題は、数年後には日本に上陸しますので注意が必要です。
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