こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。
副流煙の害が問題になっています。副流煙とは、タバコから立ち上がった煙のことです。その煙を周りの人が吸い込むことが受動喫煙です。受動喫煙とは、自分の意志に関わらず煙を吸ってしまうことです。副流煙の方が有害物質が多い。例えば、一酸化炭素は主流煙(本人が吸う煙)より約5倍、ニコチンも約3倍、それに発がん物質のベンピツレンは約4倍も多い。誰かが部屋でタバコを10本吸うと、受動喫煙で1本吸った計算になる。
2003年施行の「健康増進法」では、受動喫煙が明文化されています。高齢社会や医療費の高騰の問題に備え、自分の健康の維持や増進に努めなければならないという法律です。そのために不特定多数の人が利用する施設の管理者は、国民の健康増進のために積極的にバックアップしなければなりません。
タバコによる税収の総額は、2兆円程度です。それに対し、たばこによる超過医療費は、約1兆2000億円(1993年)。これは国民医療費の5%(たばこ国税相当)に相当する。それでも税収で8000億円黒字になると思いますが、そうとも言い切れません。喫煙による病気の費用だけではなく、タバコによる火災やごみ処理、休業損失、それに早死になどの直接医療費と関係のない損失は、約2兆8000億円になり、医療費と合計すると約4兆円の損失になる。4兆円引く2兆円で差し引き2兆円の損失ということになります。(注:ここでは2兆円の赤字になるが、ほかの見積だと3兆5500億円になる計算もある)。
現在、日本人の人口が1億2749万人(2003年5月現在)。国民一人当たりにすると15688円の損失という計算になります。極端に言えば、タバコのために国民一人当たり約1万6000円の税金の無駄遣いをしていることになります。非喫煙者が喫煙者のために支払っている金額はもっと高額になります。突き詰めるときりがないですね。
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