ホルモンの変動は炎症に影響を与える
トップ
2014.07.15 一覧

こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。

妊娠中は歯茎が腫れやすいというのはご存知の方もおられると思いますが、女性の月経周期の様々な時期のホルモンの変化は歯茎からの出血に影響を及ぼすことが言えます。歯茎とホルモンは密接に関係しています。

Hormone fluctuations impact inflammation

ホルモンの変動は炎症に影響を与える

1948年Muhlemann博士(スイス)は、歯肉炎を持つ女性が月経の直前に炎症が増加し歯肉溝滲出液 (GCF) 流れが増加することを経験するということを、組織学的および臨床的に示す研究を発表しました。歯肉の組織には炎症に影響のあるアンドロゲン、エストロゲンとプロゲステロンの受容体が含まれます。
トルコのイズミルにあるエーゲ大学では、歯周組織検査時の出血、プラーク、歯肉溝浸出液と50名の若い女性の完全な月経周期の間のエストロゲンとプロゲステロンの唾液レベルを観察しました。グループの半分は歯肉炎(50%以上の出血)の臨床症状があり、もう半分は臨床的に健康(10%未満の出血)とみなされていた。各インデックスは月経、排卵、月経前の3つの時点で記録された。
出血の平均は歯肉炎グループで月経と排卵60ヶ所から月経前の40ヶ所に減少しました。健康グループでは3つの異なる時点で差は認めなかった。唾液中のエストロゲンとプロゲステロンのレベルは、排卵と月経前の時点でより高く月経中は最も低かった。歯肉溝浸出液の流れは健康グループと比較して歯肉炎グループでわずかに高かったが、スコアは異なる時点で変わらなかった。炎症性サイトカインIL- 6 の歯肉溝浸出液レベルは健康な患者と比較してすべての時点で歯肉炎患者に高かった。

臨床的意義

女性の月経周期の様々な時期のホルモンの変化は歯周組織検査時の出血に影響を及ぼすかもしれない。将来、研究者は歯周組織検査とその時の出血スコアを経時的に比較する時は、女性のホルモン周期の中で同じ時期に歯周組織検査のスコアを集めなければいけない。

参考文献 Becerik, S., özçaka, ö., Nalbantsoy, A., Atilla, G., Celec, P., Behuliak, M., Emingil, G.: Effects of Menstrual Cycle on Periodontal Health and Gingival Crevicular Fluid Markers. J Perio 81: 673-681, 2010.

いけだ歯科
歯科 小児歯科(子供) 歯科健診
豊中市蛍池東町2-3-2
℡ 06-6852-1010
Ikeda-dental-office.com