乳歯の生え変わり
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2025.05.27 一覧

こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん🦷
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。

今回は子どもの乳歯についてのお話です。
子どもの歯は大体小学生辺りから、少しずつ大人の歯へと生え変わりが始まります。
生え変わる順番は前歯からが多く、以降奥へと少しずつ生え変わります。
乳歯から永久歯へ生え変わる際、まず歯茎の中にある乳歯の根っこの部分が溶けていき、段々と歯がグラグラになり最終的には抜け落ちます。
そうして乳歯があった跡地へ、永久歯が入れ替わりで生えてきます。

もちろん生え変わりの時期には個人差があり、いつまで経っても生え変わらないからといって異常というわけではありません。
※もしも心配な場合は、レントゲンで永久歯の状態を確認することもできますので、お近くの歯科へご相談ください。

重要なのは生え変わりで顔を出した永久歯は他の歯と比べてむし歯になりやすく、注意が必要という点です。
同じく6歳頃から生えてくる「6歳臼歯」と呼ばれる歯も、非常に大事な歯ですので注意が必要になります。
その名の通り一生使い続ける歯になります。親御さんは子どものブラッシングにいっそう気を配りましょう。

また乳歯の生え変わりの際に、乳歯が抜けずに永久歯が生え始めてしまうケースがあります。
こういった場合、乳歯の根っこが上手く吸収されずに残ってしまい、グラグラすることもなく本来とは別の場所から永久歯が生え始めてしまうのです。
そのままにしていると、永久歯が本来の位置からずれた場所へ定着してしまいます。
ずれた位置へ定着してしまうと歯並びや見た目にも影響してしまうため、矯正が必要になってしまう可能性もございます。
もしもそういった乳歯を発見したら、早めに歯科へ相談して受診しましょう。
早期に対処することによって永久歯の生える位置を、ある程度軌道修正することが可能です。

親御さんは子どもの歯の生え変わりが始まったら、特に注意して見るように心掛けましょう!
また何か異常がありましたら、すぐにお近くの歯科医院へご相談ください。

いけだ歯科
歯科 小児歯科(子供)歯科健診
豊中市蛍池東町2-3-2 1階
06-6852-1010
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