口腔機能育成のために(舌圧)
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2025.01.14 一覧

こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。

当院に新しく舌圧測定器が導入されました。

今回はその舌圧(ぜつあつ)についてご説明します。

舌圧(ぜつあつ)とは、舌が上あごに接触する力のことです。
舌圧の検査は舌圧測定器を用いて行われ、舌の運動機能や摂食嚥下機能の評価をしていきます。
舌圧測定器についている風船を口の中に入れ、舌で上あごへ押し上げ潰します。
すると舌圧の数値がでてきます。

平均値は60歳代で30kPa 以上、70 歳代で20kPa 以上、20kPa未満は舌圧が低いとみます。
舌圧が低かった患者様には、舌のトレーニング方法もお伝えします。

食べ物が口の中によく残るという人は、舌圧が弱いのかもしれません。
舌圧が弱いと、上あごに食べ物が残ってしまうそうです。舌圧の低下は飲み込む機能の低下につながります。
むせの要因になることため、嚥下評価として舌圧を診ることは重要です。
「噛んで飲み込む」ことが不十分であれば、むせて誤嚥性肺炎などにも繋がってしまう可能性がでてきます。
ご飯を美味しく安全に食べるために、舌圧は重要になってくるということですね👍

若い人のなかにも舌圧が30kPa未満で「むせる」「飲み込みにくい」という自覚症状のある方もいらっしゃるようです。
ご自身がどのくらいの舌圧があるのか一度歯科医院で測るのもいいかもしれませんね。

また現在は小児の口腔機能育成に力をいれており、お子さまにもこの舌圧検査をしてもらっています!
子ども達は楽しい!といった反応ですが、しっかりと数値が目に見えることによって筋力アップのやる気にも繋がります✨

興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね☎

いけだ歯科
歯科 小児歯科(子供)歯科健診
豊中市蛍池東町2-3-2 1階
06-6852-1010
ikeda-dental-office.com