宇宙飛行士も歯を磨くの?
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2026.06.14 一覧

こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。

宇宙飛行士も歯を磨くの?

さて、宇宙飛行士はむし歯があるとなれないと言いますがどうしてでしょうか?
宇宙では歯が痛くなりやすいのです。それは空気圧の影響です。たとえば、水の入った鍋を火にかけて、沸騰したらどうなりますか?蓋が上がります。もし蓋がなかったら?中の圧力が高くなって爆発します。この圧力が歯の痛みの原因です。たとえば、むし歯が神経まで行くと、炎症によりガスが出ます。歯の中の圧力が高くなり痛みとして感じるのです。宇宙船内は気圧が低いのでむし歯があると歯の中の圧力は、外側の圧力より高くなります。つまり歯の中の圧力が高くなるので歯が痛むというわけです。歯の痛みは飛行機の中でも起こります。飛行中は約20%気圧が低くなるためです。飛行機の中ではスナック菓子やペットボトルが膨れるのもそうです。ある飛行機会社に伺ったところ、地上で歯が少し痛むと上空ではかなり痛くなってしまうそうです。元軍医から聞いたこんな話があります。「戦時中、吸収の特攻隊の基地にいたとき、爆弾を抱えて飛び立ったのに、一機だけ戻った飛行機がいました。むし歯が痛くなってきたのです。仕方ないから歯を抜いて再び飛び立ちましたが二度と戻ってこなかった。」
では、総入れ歯だったら宇宙飛行士になれるでしょうか?なれません。入れ歯が壊れたら食事ができないし言葉が聞き取れないためです。
さらに、もし親知らずが痛くなったらどうしますか?正解は痛み止めを飲んで効かない場合は歯を抜くのです。歯が痛くなったときのため、宇宙飛行士は歯を抜く訓練もしています。南極観測隊のお医者さんも歯の治療の練習をしていますし、自衛隊の船には歯の治療室もあります。宇宙空間でも歯や歯肉がどう変化するかチェックしています。
昔の宇宙食はチューブに入っていました。でもチューブ食は評判が悪かったのです。チューブ食について本当にあった宇宙飛行士の話です。「まるで接着剤か靴ズミを食べているかのようだった」「これを食べるくらいなら宇宙に行きたくない」「訓練中に砂漠で食べたヘビやトカゲよりまずかった。」「宇宙船の中にサンドイッチを持ち込んだ。」これらはすべて本当の話です。どうして訓練でヘビを食べたのでしょうか?かつての宇宙船は地球のどこに帰ってくるのかわからなかったのです。海や砂漠の真ん中に不時着するかもしれません。そこで救助隊が来るまで生き残る訓練をしていました。アメリカのジョン・ヤングという宇宙飛行士は宇宙船にサンドイッチを持ち込みました。これが大問題になりました。宇宙船ではパンを食べてはいけないことになっていました。パンくずが浮いて機械系統に入ると事故を起こし地球に帰れないかもしれない。現在一口で食べられる大きさであれば良いことになっています。それにもう一つ大問題になった理由があります。宇宙飛行士は宇宙船に乗り込む前に厳重なチェックを受けます。ところがチェックをかいくぐったのです。これは、機密防衛上由々しき問題だったのです。この事件のおかげで宇宙船でも食べることの重要性が認められ、宇宙食が改善されました。現在、国際宇宙ステーションでは、約300種類のメニューが用意されています。宇宙食は、プラスチックの容器に入り、水やお湯を加えたりオーブンで加熱します。果物やナッツなどは、そのまま食べることができます。飲み物など液体を飲むときは、パックからストローで吸います。(水をこぼすと機械が故障するからです。)
宇宙飛行士も歯を磨くのでしょうか?歯を磨くときは、体を固定して歯ブラシを小さく動かせて磨くのです。うがいはどうするのでしょうか?無重力なのでガラガラうがいをすると水が飛び散り、水滴が宇宙船内に漂います。ブクブクうがいをしてその水は、吐き出せないので飲み込みます。飲み込んでも大丈夫な歯みがき剤があります。無理な人は、ティッシュペーパーに吸わせてくずかごに捨てます。やはり宇宙でも歯みがきは必要なのです。

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