歯みがき後のうがいは1回?
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2024.10.29 一覧

こんにちは!豊中市蛍池にございます「いけだ歯科」でございます。

今回は歯みがき後のうがいの回数についてお話したいと思います。
むし歯はいわゆるむし歯菌が糖を食べて酸を作り、これが歯の成分である(ハイドロキシ)アパタイトを溶かすことにより起こります。
これを、「脱灰」といいます。

初期の虫歯では、脱灰したアパタイトが歯に戻る、「再石灰」と呼ばれる現象が起こります。
フッ素、正しくはフッ化物を含むアパタイトは再石灰化を起こしやすく、いったん歯に戻ると次には脱灰しにくい為、歯の表面が強いアパタイトに置き換わってむし歯に強くなります。
つまり再石灰時にフッ化物がお口の中にあることが重要となります。これがむし歯予防にはフッ素入りの歯磨き剤(ペースト、粉など)が良いといわれるゆえんです。

ところが歯みがきの後に何回もうがいをすると歯みがき剤に含まれるフッ化物が流れて薄くなってしまうのです。
歯みがき後に汚れを吐き出した後のし上げのうがいは、ごく少量の水で1回だけにして、しばらく飲食しないことにより再石灰効果が高まると言われています。

現在、国内で販売される歯みがき剤の多くは身体に安全な濃度ですので安心して使用できます。

いけだ歯科
歯科 小児歯科(子供)歯科健診
豊中市蛍池東町2-3-2 1階
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