歯ブラシ選びのポイント
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2025.09.11 一覧

こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん🦷
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。

今回は日常生活に必須な「歯ブラシ」のお話です。
みなさんは起床時や食後、就寝前など1日のうちに数回、むし歯や歯周病予防のために歯みがきをされてますよね。
その時に必須な歯ブラシですが、一言で歯ブラシと言ってもお店に行くと沢山の種類があってどれがいいのかさっぱりなんてことも。
そんな方に最適な歯ブラシ選びをアドバイスいたします!

そもそも何故、歯ブラシ選びが重要なのでしょうか。

理由は歯ブラシが合っていないと、しっかりと磨けないからです。
お口の大きさや歯の形に合っていない歯ブラシは、細かい隙間に入った汚れに毛先が届かず、結果磨き残しができてしまいます。
その磨き残しが歯垢や歯石となり、むし歯や歯周病などを引き起こす原因となってしまうのです。

特に歯周病は悪化すると歯を失う原因にもなってしまうので、毎日の丁寧な歯磨きがとても大切なのです。

【歯ブラシは特徴で選びましょう】

・毛の硬さ
歯ブラシの毛の硬さはいくつかありますが、幅広くおすすめなのは「ふつう」タイプです。
歯垢を落とすことだけを考えれば、「かため」>「普通」>「やわらかめ」の順で落としやすくなります。

ただし毛の硬さが硬ければ硬いほど、歯や歯茎がすり減りやすくなってしまいます。
なので歯磨きをするときはゴシゴシ擦りすぎず、ご自分の力加減に合わせた毛の硬さを選ぶといいでしょう。

逆に「やわらかめ」は歯茎を傷付けにくいので、歯茎が弱い方、歯周病で血が出やすいという方にはオススメです。
その分汚れが落ちにくいので、丁寧に磨くようにしましょう。

・毛先
基本的には、毛先が平らになっているものがオススメです。
山切りカットのように毛先の切り口がギザギザになっているものだと、しっかりと歯に当たらず歯垢が除去しづらくなってしまいます。
毛先が平らになっていると圧力が均等にかかり、きちんと先端を歯に当てて磨くことができます。

毛先の太さに関しては、太めの方がプラークなどを除去しやすいですが、歯周病などで歯周ポケットが気になるという方には、細めのタイプがオススメです。
細めの毛先が歯周ポケットの間に入りやすく、必要以上に歯肉を擦って傷つける心配もありません。

・柄の形
柄の形は真っすぐで突起の無いものがオススメです。
しかし、製品によっては奥歯などの細かい部分が磨きやすいように、柄が曲がっているものもあります。
基本的には持ってみて余計な力が入らず、手にフィットするものを選ぶのが重要です。
デザイン性の高いものよりはどんな角度でも持ちやすく、しっかりと力が入るものを選びましょう。

・ヘッドの形
ヘッドも様々な大きさや形がありますが、お口に合うサイズは縦が植毛3列、横が2~2.5cmくらいのものです。
ヘッドが大きいと奥歯や細かい部分に毛先が当たりにくく、磨き残しができやすくなります。
なので、ヘッドの大きさはあまり大き過ぎないものを選びましょう。

一方で、ヘッドが小さい歯ブラシは細かい部分までしっかり磨くことができます。ただし、ヘッドが小さいと磨くのに時間がかかってしまいます。
時間がかかると段々と歯磨きが面倒になってしまいがちなので、無理に小さいヘッドのものを選ぶ必要はありません。
また、小さいヘッドの歯ブラシだとご年配の方が扱いにくい場合がございますので、大きめのヘッドの歯ブラシの方が向いています。

以上、歯ブラシ選びといっても目的別で大きく異なります。
ご自身の状態に応じて、ベストな歯ブラシを選びましょう🎵

いけだ歯科
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