歯間部の清掃を推奨
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2016.01.15 一覧

こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。

歯を磨く時はどんなことを心がけていますか?汚れがたまりやすかったり虫歯や歯周病を起こしやすい部分を集中的に磨くことが重要です。その中でも最も重要な部分が歯間部になります。皆さんは歯間部をどれだけ意識していますか?

歯間部の清掃を推奨

Recommendations for Cleaning Between the Teeth

虫歯や歯周病が発症する歯間部表面には、歯ブラシも歯磨剤も届いていません。歯間部の清掃のための基本的な道具はフロス、トュースピック、歯間ブラシがありそれぞれバリエーションがあります。歯間部表面へのフッ素塗布は、歯磨剤ではなくフッ素含有のトュースピックとフロスが最も良い。
スウェーデンのGothenburg大学の研究者は、臨床家と患者に質問事項を完成させることをお願いし、患者による歯間部のプラーク除去の臨床的意義の測定を行った。
質問事項は500人の歯科衛生士と500人の歯科医師にメールし、800の返信があった。計1000人の被験者が、質問事項に応えるために南スウェーデンにあるVastra Gotalandの町の登録所から選ばれた。このグループは均等に男性女性と年齢別に分けられた。歯間部のプラーク除去の臨床的評価は、無作為に選ばれた患者のグループからデンタルフロスが20人、トュースピックが20人、歯間ブラシが20人行われた。
歯科衛生士は歯科医師よりも特別な指導をもって歯間部ツールの度重なる推奨を報告している。デンタルフロスは若者の患者に推奨され、歯間ブラシは高齢者に推奨された。患者は1日2回ブラッシングし毎日歯間部を清掃しているのが15~20歳で57%、21~60歳で76%、60歳以上で81%と報告している。
歯間ブラシはトュースピックの74%とデンタルフロスの73%と比べて83%と最も効果的に歯間部のプラークを除去出来た。

臨床的意義:患者は、歯間部の清掃に対して個々の推奨を受け止めるべきである。

参考文献 Samer,B.,Birkhed,D.,Andersson,P.,Lingstrom,P.:Recommendations by Dental Staff and Use of Toothpicks,Dental Floss and Interdental Brushes for Approximal Cleaning in an Adult Swedish Population.Oral Health Prev Dent 8:185-194,2010.

いけだ歯科
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