治療したのにまたむし歯!?
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2025.05.01 一覧

こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん🦷
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。

今回はむし歯の治療後にまた同じ場所がむし歯になってしまう、二次カリエスと呼ばれるむし歯のお話です。
過去にむし歯の治療を行った歯は再度むし歯になりやすいことをご存知でしょうか?

人工物に代わったためむし歯にならない! そう思われる方も非常に多いと思います。
確かに人工物に覆われている箇所に関してはむし歯にはなりません。
しかしそれ以外の場所、例えば人工物とご自身の歯の境目や歯と歯ぐきの境目など顕微鏡レベルの僅かな隙間から虫歯菌が入り込んでしまうのです。
むし歯が詰め物の中に入り込んでしまうと、そこからむし歯が広がり二次カリエスとなってしまいます。
特に神経の治療を行った歯は痛みを感じないためむし歯に気付きにくく、ようやく気が付いた時にはむし歯が大きく進行してしまい抜歯しなくてはならないケースも。
また詰め物の中で進行しているので、レントゲンでも非常に判断が難しい場合があります。

ではなぜ二次カリエスができてしまうのでしょうか。
原因は不十分なプラークコントロールや、長年の使用による詰め物の劣化などが主な理由です。
ブラッシングが不十分だと治療した歯の周辺にプラークが蓄積し、そこに含まれる虫歯菌によって再度むし歯になってしまいます。
詰め物に関しては劣化すると、歯と詰め物の間に段差ができそこから虫歯菌が侵入してしまうのです。

予防策としては

・適切なプラークコントロールをする。
・劣化しづらい詰め物を選択する。
・フッ素を活用する。
・定期健診を受ける。

などがございます。

むし歯の治療を終えたからと安心せず、今以上にむし歯の予防に努めましょう!

いけだ歯科
歯科 小児歯科(子供)歯科健診
豊中市蛍池東町2-3-2 1階
06-6852-1010
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