当院では、抑制治療(押さえつけての治療)は基本的に行いません。
・事故が起きやすい
・的確な治療ができない(頑張ったのにすぐ詰め物が取れてしまった。など)
・子供がさらに歯医者嫌いになる
3歳ともなればきちんと本人との会話もできますので練習しながら徐々に治療を進めていきます。
最初の出会いが痛みのない予防処置であればすぐに歯科医院に慣れて頂けます。
小学校3,4年生までは「仕上げ磨き」は必須です。
PCR(プラークコントロールレコード)
当院では染め出し液を使って磨き残しのチェックをしています。
歯磨剤に含まれるフッ化物の濃度は薬事法の制約で1,500ppmFが上限となっていますが小学生以下は1,000ppmFをおすすめしております。
フッ素の濃度を維持するためには十分な量(成人で約0.5g 小児で約0.3g)の歯磨剤を使いましょう。
シーラントとは虫歯予防の難しい歯つまり深い溝のある歯を削ることなく、接着性を有する合成樹脂で溝を封鎖することです。
つまり溝(fissure フィッシャー)を密閉材(sealant シーラント)で密閉(seal シール)するわけです。
適応症は、歯ブラシの毛先よりも細い溝を持つ歯つまり、乳歯の奥歯及び永久歯の奥歯は必要です。
そのほか、上顎前歯の裏など必要なことがあります。
キシリトールとは、代替甘味料つまり甘味料ですが、糖分を含んでません。
キシリトールには、他の代替甘味料にはない特徴があります。
それは虫歯菌が歯から剥がれやすくなりますので、虫歯予防効果が期待できるということです。
また成長期の咀嚼は顎の発育にもつながりますので、よく噛むトレーニングをしましょう。
その時は、キシリトール100%配合のものを選んで1日に3~5粒噛むといいでしょう。