百日ぜき
トップ
2025.04.23 一覧

こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。

インフルエンザの感染者数もようやく減少傾向と言ったところでしょうか?
「インフルエンザ」「コロナ」「風邪」のような感染症には日々脅威を感じざるをえません。

そんな中、大阪では「百日ぜき」が流行っているとのニュースを耳にします。皆さんご存じでしょうか?

百日ぜきは3年前の3倍のスピードで流行しているようです。コロナ禍でワクチンの接種率が落ちてしまったのも要因の一つと考えられています。
はじまりはかぜの症状と同じですが、次第にせきの回数が増え、息も苦しくなることがあります。息を吸い込むときに「ヒューッ」という高い笛のような音が聞こえるのも特徴的です。
熱などから回復してからも、その名の通り、苦しい発作性の咳が2〜3か月続きます。肺炎や脳炎、脳出血などの合併症を起こすこともありますので怖いですね。
大人の場合は軽いことが多いのですが、そのために治療がおろそかになって人にうつしやすく、子どもさんやお孫さんにうつし、子どもたちが重くなることがあるので、軽いせきでも長引く場合はきちんと診断治療を受けることが大切です。特に生後6か月未満の乳児がかかると、重篤な症状が現れ、命の危険がある病気です。
抗生剤で早期に治療を始めれば、急性期の症状は良くなりますが、せきは菌がいなくなっても続くため、苦しむことになります。

感染症対策の基本である「うがい」「手洗い」はもちろんのこと「口呼吸ではなく鼻呼吸」を心がけてください。

いけだ歯科
歯科 小児歯科(子供)歯科健診
豊中市蛍池東町2-3-2 1階
06-6852-1010
ikeda-dental-office.com