キシリトールの研究(妊娠中からの摂取)
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2014.04.16 一覧

こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。

キシリトールの効果に注目が集まっています。虫歯だけでなく歯周病予防にも効果があることがわかってきました。キシリトールは食品ですので摂取に制限はありません。
今回はmede in japanの論文を1題紹介致します。

Maternal Transmission of Strep mutans to Infants Through Saliva

唾液を介したミュータンス連鎖球菌(虫歯菌)の母子感染

生後2年間キシリトールガムを噛んだ母親の子供たちはミュータンス連鎖球菌が定着する可能性が5倍少ないです。日本の研究者はこれが日本のお母さんと赤ちゃんにも事実かどうかを知りたかった。
岡山の産婦人科クリニックに来られた妊婦が唾液中に多くのミュータンス連鎖球菌のある人を識別するためにテストされた。母親たちはキシリトールガムを噛むグループとガムを噛まないグループと割り当てられました。研究は妊娠6ヶ月から始まり、2年間続けられた。両方のグループには基本的な口腔衛生指導が行われ、ガムのグループには100%キシリトールガムが与えられ少なくとも1日に4回はガムを噛むよう指導された。3ヶ月ことに来院していただきガムを噛むグループには次の3ヶ月間の十分な量のガムが与えられました。母親たちにはガムの数、頻度、副作用についても正確に記録していただきました。
乳児からの安静時唾液と歯垢のサンプルは、6,9,12,18,24ヶ月で来院した時に舌と歯の隆線から採取されました。ガムを噛まないグループの母親の子供は12ヶ月と21ヶ月で9ヶ月早くミュータンス連鎖球菌が定着しました。56人のキシリトールガムを噛んだ母親の子供たちの37%は、(ガムを噛まなかったグループでは13%)24ヶ月の時点でミュータンス連鎖球菌が認められなかった。

臨床的意義

妊娠している母親はお口の中のミュータンス連鎖球菌の数を減らすために妊娠6ヶ月でキシリトールガムを噛み始めるべきである。それは、唾液を介して赤ちゃんに感染するのを防ぐためである。

参考文献 Nakai, Y., Shinga-Ishihara, C., et al: Xylitol Gum and Maternal Transmission of Mutans Streptococci. J Dent Res, 89: (1) 56-60, 2010.

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