ストレートの歯間ブラシは角度付き歯間ブラシよりも効果的
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2014.09.24 一覧

こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。

虫歯や歯周病の原因であるプラークをいかに除去できるかがお口の健康を維持するポイントとなります。その中でも歯間は最もプラークがたまりやすく除去が困難です。歯間ブラシは最も効率の良い清掃器具の一つです。実は当院では角度付きの歯間ブラシを推奨していますがストレート歯間ブラシの方が効率的というデータが出ています。

ストレートの歯間ブラシは角度付き歯間ブラシよりも効果的

Straight Interdental Brushes More Effective than Angled Brushes

毎日のバイオフィルムのコントロールは虫歯と歯周病の予防の重要な部分である。歯ブラシはプラークのバイオフィルムの40%除去します。歯周病のメンテナンスのためにも歯間ブラシはデンタルフロスよりも2倍効果的である。歯間ブラシは炎症とプロービング値の減少のためにはフロスよりも効果的である。標準的な歯間ブラシはストレートです。持ち手に角度のついた新しい歯間ブラシが歯間部の清掃をより簡単により効果的であると紹介されました。

ドイツのヴィッテンにあるヴィッテン/ヘルデッケ大学の研究者は角度付き歯間ブラシが標準的ストレート歯間ブラシよりも効果的かどうかを知りたかった。新聞広告で2週間のトライアルに参加する128人のボランティアを募集しました。グループを半分に分け、ストレート歯間ブラシと角度付き歯間ブラシのどちらかを受け取りました。歯間ブラシは共に同じ毛の硬さで共にTePe社によって製造されています。患者が割り当てられているブラシを使用するよう指示され、完全な歯科衛生士による12日間の訪問の後に返却されます。予防後、48時間すべての口腔衛生を控えるように支持されました。その時点で、プラークは蛍光染料とLEDライトで明るくし記録しました。被験者は2分間割り当てられた歯間ブラシを使用し再度プラークスコアーが記録されました。
両方の歯間ブラシともプラークスコアーが減少しましたがストレート歯間ブラシの1.6と比べて角度付き歯間ブラシは1.0という明らかな差が出ました。届かせるのが難しい後方部と届かせるのが簡単な前方部を比較してストレートの歯間ブラシの方が明らかに効果的でした。

臨床的意義

角度付き歯間ブラシよりもストレート歯間ブラシを推奨する。

参考文献 Jordan, R., Hong, H., Lucaciu, A., Zimmer, S.: Efficacy of Straight Versus Angled Interdental Brushes on Interproximal Tooth Cleaning: A Randomized Controlled Trial. Int J Dent Hygiene 12: 152-157, 2014.

いけだ歯科
歯科 小児歯科(子供) 歯科健診
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