こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。
喫煙は万病の元というのはよくご存知かと思います。当然、歯周組織にも多大なる悪影響を及ぼします。若い年齢層でも喫煙者と禁煙者では歯周組織に明らかな差が出ています。
Smoking In Young Adults
若年成人の喫煙
世界各国からの研究によれば、重度の歯周疾患は成人人口の7~15%に影響を及ぼしています。喫煙は、疾患の確率を増加させることに関連するリスクファクターです。
北アイルランドのベルファーストにある歯科大学で規則正しい口腔ケアを求めている20~33歳の82人の若年成人のグループが評価されました。喫煙者はグループの26%からなっています。彼らは、平均12年間で1日当たり平均15本喫煙しています。禁煙者は過去2年間喫煙していない人と定義しています。臨床データは、歯周組織の破壊と喫煙との関連を確証しました。喫煙者は、大体禁煙者より歯肉縁下歯石、歯肉出血、ポケットの深さ、アタッチメントロスを持っていました。
確証された歯周炎は少なくとも6mm以上のアタッチメントロスを少なくとも2ヶ所あることと定義されています。この基準を使ったとき、喫煙者の19%は喫煙者の2%に比べて歯周炎を持っています。使用された診断基準によると、喫煙するグループ内の若年成人は歯周組織の崩壊のリスクにおいて喫煙者よりも大体6~14倍であった。
この研究でわかったことから、喫煙し始める平均年齢14歳であった。これらの事柄は、10代をターゲットにした健康教育の必要性を支持している。
臨床的意義
若年成人の喫煙者は歯周組織の問題を6~14倍持っている。
参考文献 Linden,G.,Mullally,H.:Cigarette Smoking and Periodontal Destruction in Young Adults.J of Periodontology 65:718,1994
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