こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。
歯周病の2代リスクファクターといえば「喫煙」と「糖尿病」です。喫煙には、熱、乾燥、血行不良など様々な悪影響をもたらします。さらには、喫煙してなくても喫煙者のそばにいる受動喫煙ですら歯周病に影響することがわかりました。
Passive smoke may also be a risk factor for periodontal disease
受動喫煙は歯周疾患のリスクファクターになるかもしれない。
喫煙は歯周疾患にとって最も大きな環境リスクファクターである。研究によると喫煙者は禁煙者に比べて3倍重度の歯周病を経験しやすい。歯周病のケースのおよそ40%は喫煙によるものと考えられる。研究では現在、歯周病における喫煙の影響を測定しています。2001年に公開された研究では喫煙者は禁煙者に比べて1.6倍歯周病であることがわかった。
日本の大阪大学の研究者は、歯周疾患において喫煙者と受動喫煙者の影響を調べるために273人の工場労働者を評価しました。データは質問表とニコチンを分析する物質であるコチニンを検出するために使用された唾液サンプルを使った臨床試験から集められました。ニコチンは血流の中で2時間の非常に短い半減期であるがコチニンは19時間の長い半減期である。
喫煙者と高いコチニンレベルを持った禁煙者は、禁煙者よりもより深い歯周ポケットとアタッチメントレベルを示した。受動喫煙者の自己レポートではコチニンレベルは集まらなかった。受動喫煙にさらされている人々は受動喫煙にさらされている範囲や多くの場所に気付いていないかもしれない。唾液中のコチニンレベルを評価したにもかかわらず低いレベルでさらされている。
臨床的意義
禁煙者に喫煙環境にさらされていることについて質問をしなさい。禁煙者に比べて受動喫煙にさらされていると歯周病に罹患する率がほぼ3倍になるかもしれない。
参考文献 Yamamoto,Y.,Nishida,N.,Tnaka,M.,Hayashi,N.,Matsuse,R.,Nakayama,K.,
Morimoto,K.,Shizukuishi,S.:Association Between Passive and Active Smoking Evaluated by Salivary Cotinine and Periodontitis.J Clin Perio 32:1041-1046,2005.
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