歯を失った母親たちの子供たちは虫歯になりやすい
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2016.03.08 一覧

こんにちは。豊中(蛍池)の歯医者さん
小児歯科(子供)、妊産婦歯科健診も受診可能な【いけだ歯科】です。

虫歯は感染症。つまり生まれてくる赤ちゃんはお口の中に虫歯菌や歯周病菌はいないと言われています。いろんな感染経路がありますがその中でも、母親からの感染がほとんどと言われています。今回は、歯のない母親の子供は本当に歯が悪いのか検証しました。

歯を失った母親たちの子供たちは、虫歯が進みやすい

Children of edentulous mothers are more prone to caries

歯の欠損と虫歯は、カナダのQuebecで2つの重大な問題となっています。1993年では、35~44歳の14%がすべての歯を失っていました。50歳より以前に歯を失うのは、一般的に虫歯で歯周疾患ではありません。過去の研究では、口腔内の健康の相関性は父子よりも母子に高いと言われています。我々は、虫歯の発生因子は母親から子供へ移るかも知れないと双子が別々に上昇した研究からわかっています。
モントレオール大学とモントレオール市民保健所からの研究チームは、歯の欠損している母親の学童はより虫歯を経験しているかどうかを調べるために6000組み以上のぼしを評価しました。子供たちの2つのグループは5,6歳児と7,8歳児をターゲットにしました。
歯科医師と歯科衛生士によって面談された子供たちはブラッシング、寝る前の軽食、歯科医師への訪問について尋ねられました。彼らは、臨床的に調査せれましたがレントゲンは行われておりませんでした。人口学、社会経済学データと母親の正確な歯列は、記載されている質問事項を通じて述べられていなす。
主に7,8歳のグループの子供たちの歯のない母親は264名でした。これらの子供たちは、乳歯の虫歯でおよそ2倍、永久歯の虫歯でおよそ1.5倍ありました。それぞれの年齢のグループで、虫歯のない子供たちの割合は歯のない母親の子供たちの方が低かった。
いくつかの理論によってこれらの事柄を説明している。口腔衛生の行いの模範が子供たちの学んだ方法であるため、歯のない母親は適切な口腔衛生の行いの模範になっていない。一般的に義歯装着者は、甘いスナックの摂取が多く野菜や繊維質の食物の摂取は少ない。これらの毎日の食物の選択が退治の成長に影響し、子供たちにスナックを差し出すことになる。

臨床的意義

幼い子を持つ歯のない母親に、ブラッシング、栄養、歯科医師への訪問を含め子供たちによい口腔衛生習慣を染み込ませるよう励ましましょう。

参考文献 Bedos,C.,Brodeur,J.,Arpin,S.,Nicolau,:Dental Caries Experience:A Two-Generation Study.J Dent Resereach 84:931-936,2005

いけだ歯科
歯科 小児歯科(子供)歯科健診
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